『私の後ろにテリウス』あ~面白かった29~32話(最終回)あらすじ

こんにちは、韓国じょんぼ館です(*´ε`*)
9月27日スタートのソ・ジソプさん主演ドラマ『私の後ろにテリウス』でしたが、ついに終わってしまいました。
個人的には好きなジャンルだったので悲しいです。(;-;)
ストーリー自体は残り1時間ほどを残して終わってしまい、あとは蛇足に次ぐ蛇足でしたが(笑)、ゆる~い後日談みたいなのを最後までニヤニヤしながら観てました。
1週間遅くなってスミマセンって別に誰も待ってないか…それでは第29~32話のあらすじです。
目次
- ササっと登場人物のおさらい(ドラマの進展に合わせて更新♪)
- 第29~32話(最終話)『スパイ』『New King’s Bag』のあらすじ
- 感想
ササっと登場人物のおさらい
・ 3年前のミッション「キャンディ」失敗の黒幕を追う元国家情報院の伝説的スパイのキム・ボン。コードネームはテリウス。護送車爆発では命拾いしたが死んだと見せかけ、しばらくして復帰。ジヨンのKing’s Bag作戦にヨンテも加え、自身の目的である3年前のキャンディ作戦失敗の黒幕の正体暴き&征伐まで突っ走る。
・シングルマザーのエリン。少し前までは一家の普通の主婦だった。夫の死の真相を知ると、夜通し泣き続けるほど大きなショックを受ける。ボンが止めるのも聞かずにジヨンの作戦に合流することを自ら希望。コードネームは「アリス」。国際犯罪組織の韓国支部長の邸宅にメイドとして侵入するが…
・国際的犯罪組織の韓国支部の末端で、ロビー代行業者をしていたヨンテ。これまで一緒に過ごしてきたボンとの語らいのなかで、簡単な悪への道を捨て、困難な善への道に進むことを決意し、復帰したボンとともにジヨンたちに合流。これをきっかけに、King’s Bagミッションが一気に進展する。
・国家情報院の職員で、国家安保室長暗殺の真相を追う「King’s Bag」ミッションを立ち上げたジヨン。国家情報院には悪の組織の手下が潜伏しているが、ジヨン自身は無関係。脱出作戦に失敗して死んだと思っていたボンが生きて帰って来たので涙を流して喜んだ。ヨンテも加わったことで、成果もないまま中止になりかけていたミッションを復活させる。
・国家情報院のシステム担当、ラ・ドウ。ジヨンに片想い?している。ボンへの誕生日プレゼントを買うジヨンのショッピングに付き合わされた日、自分はジヨンへのプレゼントを6ケ月払いで無理して買った。
・国家情報院の副局長、クォン・ヨンシル。3年前のキャンディ作戦失敗は、ボンが内通者だったからと信じて疑わないでいる。キャンディからの最後の資料を盗んでいったはずのボンをこれまで必死に追ってきた。しかし、資料の在りかを吐かせる前にボンが爆死してしまったというのに意外となんという顔もせず。院長に真実の究明を強く命じらてもすっとぼける。
・国家情報院長。ジヨンの良き理解者。副局長とは若い時からあまり仲が良くないらしい。実力というよりは政治力でトップの座に上り詰めた。昔から目をかけていたボンの脱出作戦を積極的にサポートしたが、失敗に。これまで何の成果も出せてこなかったKing’s Bag作戦をいい加減中止するようジヨンに指示する。
・団地ネットワークKISの人々。リーダーがUSBの中身のことでエリンに相談しに行く途中でケイに襲われるが幸い軽傷で済んだ。
・大統領秘書室長。そして裏の顔は、国際的犯罪組織の韓国支部長。ただひたすらカネのため、賄賂に暗殺、テロとその権力でありとあらゆる悪の限りを尽くしてきた。ヨンテが提案した、スイスにあるボンの秘密金庫に興味を持つ。自分の屋敷にボンの仲間のエリンがニセ家政婦として潜入していることなど全く知らない。
第29~32話『スパイ』『New King’s Bag』のあらすじ
大事な証拠書類を胸に抱えて必死に出口に向かうエリンの耳を、銃声がつんざきました。
「ボンさん…!」一度は振り返ったものの、再び前を向き身を切られる思いで駆けて行くエリン。
さて庭ですが、銃声に倒れたのは…ケイです。
ボンは、駆けつけた副局長たちによって間一髪、助かったのでした。
なぜ副局長がここに?
そしてなぜ、あんなにも目の敵にしていた自分を助けた?
ボンは何が起こったのか全く理解できないまま、意識を失います。

しかし残念!ケイは負傷するものの逃げてしまいました。
一方ジヨンとドウは、King’s Bag本部まで院長に呼び出され、大目玉をくらっている最中です。
ドウが「金庫破りの装置」を国家情報院から持ち出したことを副局長から告げ口された院長が、いったいジヨンたちは何を企んでいるのかと初めてKing’s Bag本部に乗り込んできたのです。
さらに、本部に足を踏み入れた院長がそこで見つけたのは、ボンの筆跡と思われるメモ。
というわけで、ボンが生きていたという報告もしないわ、情報院の装備を勝手に持ち出すわでやりたい放題のジヨンたちに、いい加減おかんむりの院長なのでした。
「ボンと一体なにをしてるんだ?金庫開ける装置なんか持ち出して何するつもりだ?大統領秘書室長の家でも捜査するっていうのか?」
この言葉にジヨンがハッとしました。
…そうです。
国家情報院ではドウ以外の誰も、国際犯罪組織コーナーストーンやその韓国支部長(大統領秘書室長)のことなど知っているはずがないのです。
ここで初めて、ジヨンの中で大きな疑惑が頭をもたげました。
一方、自力で無事に帰れたエリン。
ボンがどうなったのか、とにかく心配でたまらなかったのですが、幸いボンは無事で今病院にいるという連絡を受けて病院に向かい、ボンに証拠書類を渡すのでした。

ボンは面会謝絶なのでナースに変装。もうスパイを本業にすべし♪
ボンを救った副局長でしたが、もちろん副局長は今もボンを疑っているので、好きで助けたわけではありません。
ただ、ボンに死なれるとキャンディの資料のことを聞き出せなくなるので困るのは確か。
あの時に大統領秘書室長邸にいたのは、通報を受けたからでした。
通報したのは、他でもないヨンテです。
ヨンテは当然、国家情報院の一体誰が純粋に国家情報院の職員で、誰がコーナーストーン側のスパイかということは把握していません。
しかし、以前簡単な実験をして、副局長は絶対に「シロ」ということを知っていたので副局長に通報したのでした。

コーナーストーンの一員なら意味を知ってるはずのタロットカードに無反応だった副局長
無事にボンを助けた副局長に呼び出されたヨンテは、国際犯罪組織の一味が国家情報院に潜伏しているという事実を告げます。
ヨンテと別れるや否や副局長は険しい顔で、ある人物のパスポートを調べるよう部下に指示しました。
ここは国家情報院の院長室です。
ジヨンが院長に、国家安保室長の不審死に始まった一連の事件について、解決の報告しています。
院長がジヨンを称えます。
「よくやった。大統領秘書室長の家から何を持ち出してきたんだ?さあ、書類はお前が持っていては危険だから私に渡しなさい。」
と、目だけは笑わずほほ笑みかける院長。
やっぱり…。
書類はうっかり忘れてきたので取りに行ってくるとごまかし、院長室から出たジヨンはひどく動揺します。
まさか、これまでずっと自分を応援してくれていた院長が悪の組織側の人間だったとは。
院長だけは信用できると、これまでミッションの経過報告をしてきたのに。
それがコーナーストーンに筒抜けだったのです。
慌てふためいて院を後にしたジヨンですが、その様子を陰から見ていた院長。
どこかへ電話し、
「処理することがもう一つ増えた」と手短に伝えます。
あぶないジヨン!
一方ここはボンの病室です。
ヨンテから驚くべき話を聞いてしまった副局長は、キャンディ事件について改めてボンに詰問します。
「犯人はお前じゃないとダメなの!」
何を言ってるんだといよいよ頭に血がのぼるボン。
しかし副局長としては、ボンが内通者でないとすれば、あとは信じがたいことに院長しかいないのです。
なぜなら、さっき部下に調べさせたのはキャンディ事件当時の院長のパスポートで、あの当日、現場であるポーランドに院長が入国していた記録があったからです。
そうです。
3年前、ボンを撃ってキャンディの資料を奪っていった内通者も、
ジヨンたちにJインターナショナルの正体がバレたことを「声」にメールで知らせたのも、
ボンを消すべく護送車をマンホールの上でなく別の地点で爆破させるよう指示したのも、
すべて院長だったのです。
そして、護送直前に院長の企む本当の爆破計画を知り、爆破直前にボンも車外に出してあげるよう指示したのは、むしろ副局長だったのでした。

護送の当日、院長が爆破について指示している電話を偶然聞いてしまっていた副局長
衝撃の真実に愕然とするボン。
ところでジヨンは?
そういえば、「確認したいこと」があると言って院長に会いに行ったきりです。
ジヨンが危ない!
急いでジヨンに電話をかけると、一度出たジヨンが電話の途中で返事をしなくなってしまいました。
ジヨンは、院長一味の車にはねられてしまったのです。

ジヨン先輩が心配で泣いちゃうドウくん
一方、ボンのマンションです。
ここに身を隠しているヨンテに、大統領秘書室長から連絡が来ました。
先日話していた、スイスにあるボンの秘密金庫に連れて行ってくれと言うのです。
室長は、ヨンテが自分を裏切ったことにまだ気づいてないのでしょうか。
どうなんでしょう…しかしそれでも会いに行けば、逃亡して現在行方をくらましている室長や院長を捕まえる絶好のチャンスになります。
こうしてヨンテは自ら進んでオトリとなり、副局長たちとボンが厳重な警備体制で潜伏して見守るなか、悪党たちとの待ち合わせ場所に向かいました。
ところが、時間が来ても悪党どもは一向に姿を現しません。
不可解に思ったボン。
そして気づきました。
ヨンテを呼び出したのは会うためでなく、狙撃するためだったのです!
ボンが慌ててヨンテの保護に向かおうとしたその時。
ヨンテの肩を銃弾が貫きました。
ヨンテは虫の息です。
「ブラザーが俺を守ってくれるから大丈夫」とボンを信じて自らおとりになったヨンテをこんな目に遭わせてしまったボンは、ただただ「すまない」と謝ることしかできません。

「これ作戦失敗したんだよな?」ってそうだよバカー!(泣)
やがてヨンテの血だらけの手が、力なく地面に落ちました。

死にかけるといつも涙を流すヨンテ
↓こういうシーンは動画で…
さて、以前、装備チームの職員が院長にプレゼントとしてなんの気なしに渡していた位置追跡装置入りのボールペンのお蔭で、院長たちの居場所を突き止めたボンたち。
(ヨンテ死んだの意味なし!)
第三国へと逃亡する目前の仁川港でなんとか追いつきます。
激しい銃撃戦の末、ボンはようやく犯罪組織の韓国トップらを逮捕しました。
ようやく、キャンディを殺した国家情報院内の黒幕への復讐を終えたボン。
長い戦いでした。
しかしここまで来るまで、新たに失ったものがあまりにも多すぎました。
ボンのその目は、ただ虚しさばかりをたたえていました。
こうして、3年にも及んだコーナーストーン絡みの一連の事件は幕を下ろしたのでした。

悪党どもは、かつてボンが拷問を受けた所よりもっとコワい場所に連行されていきました
おわり
感想
黒幕の正体についてはなんとも野暮な結末でしたが…。
その途端、これまで憎ったらしかった副局長がカッコよく思えてきた何とも単純な視聴者です^^;
※後日談が面白かったのに、このページがとても長くなってしまったので別にまとめました。
よければそちらもどうぞ^^